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日本前首相福田康夫が馮学敏写真展を賞賛

2016年 12月 16日16:59 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 在日中国人写真家馮学敏の「福建·烏龍茶の故郷及び福清黄檗印象」写真展は16日、盛会のうちに閉幕した。

 前日の12月15日、ボオア·アジア·フォーラムの理事長、日本国前首相福田康夫が中国文化センターに来場し、馮学敏氏に祝賀の意を表した。福田氏は興味津々に作品を観賞しながら、烏龍茶と世界遺産の福建土楼について質問をした。とりわけ馮氏が日本で初めて隠元禅師や黄檗文化を紹介することに対し、大いに賞賛した。この歴史はいまの日本人にあまり知られていないからだ。帰り際に、馮氏から写真展を記念する写真集を贈呈した。

 十日間に亘る今回の写真展は来場者に好評のようだ。12月5日の盛大な開幕式に続き、期間中に特別講座が行われた。6日の講座は、福清黄檗文化促進会の林文清会長が「建盏」(天目茶碗)の歴史や魅力を紹介した。13日の「福建印象」写真講座は、馮学敏氏が福建撮影の感想などを述べて、写真愛好者たちと福建の歴史文化や写真の醍醐味を共有した。会場では日本に煎茶を伝えた隠元禅師の故郷福清の煎茶試飲会も開催されていた。

 13日の午後に駐日中国大使程永華夫妻が中国文化センターを訪れ、石永菁主任、馮学敏氏、林文清氏らと一緒に写真を一つ一つ観賞した上、写真展を高く評価した。その後、見学者たちと交流を行い、会場が盛り上がったようだ。馮学敏氏の作品を通して、日本の皆様に烏龍茶の故郷福建、「一帯一路」にある海のシルクロード、及び黄檗文化などをよりよく知って頂き、両国の相互理解と友好関係が促進されることを期待していると述べた。

 馮氏は今後も引き続き中日文化交流に努めていきたい、また写真展に応援してくれた方々には感謝と語った。

  (編集:章坤良)