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2016年 5月 30日15:53 編集者:章坤良
上海長風公園で猛練習する外国人記者ら
端午節にちなんだ、上海蘇州河で6月10日行なわれる予定のドラゴンボートレースを前に、上海駐在の欧米、日本記者らが雨にもまけず、長風公園で猛練習していた。
上海市政府外事弁公室新聞文化処が昨年、初めて取り合わせた「外国人駐在記者チーム」を今年、「日本人駐在記者チーム」と「欧米人などの駐在記者チーム」に分けるようになった。
ドラゴンボート(龍舟)は、中国に由来する幅が狭くて非常に長い船(ボート)。祭りやスポーツに使われるもの。たいてい龍の頭と尾で装飾され、大きな太鼓が載せられる。日本では、ペーロンやハーリーとも呼ばれる。
このイベントには、中国の戦国時代の詩人·政治家である屈原にまつわる伝承がある。中国や日本では、屈原が汨羅江に入水自殺した旧暦5月5日に、漁民が屈原を助けようとドラゴンボートを使ったという伝承にちなみ、伝統的な競漕行事が行われている。
ここ数年来、ドラゴンボートレースは上海蘇州河で初夏になくてはならない風物詩となっている。
(章坤良 写真も)