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経済

2020年国民経済・社会発展統計公報が発表

2021年3月1日 14:59
 提供:中国国際放送局

中国国家統計局は2月28日、「2020年国民経済・社会発展統計公報」を発表し、中国の全国民が年間を通して、粘り強く奮闘して成し遂げた世界が注目する偉大な成果を全面的に示しました。

統計公報は、中国の国内総生産(GDP)が2020年には101兆5986億元だったことを明らかにしました。経済成長率は前年比2.3%増で、経済規模が100兆元の大台を突破しました。そして中国は世界で唯一、プラス成長を実現した主要経済体になりました。通年平均為替レートで換算すれば、2020年には中国経済の規模が世界経済に占める割合が17%を超え、中国は世界経済の回復を推進する主要な力になりました。

統計公報はさらに、2020年には中国の「三大堅塁攻略戦」が決定的な成果を収め、特に貧困脱却の堅塁攻略の成果は世界の注目を集めていると指摘しました。ロシア科学アカデミー極東研究所のアレクセイ・マスロフ所長は同件について、「中国と全世界にとって素晴らしい成果だ。人類史上初めて、これほど多くの人々が一斉に貧困から抜け出した。中国の貧困脱却における経験と方法はアフリカやラテンアメリカ地域など、世界の多くの国が真剣に研究し学習するに値する」との考えを示しました。

統計公報はまた、「2020年、中国の新産業・新業態・新モデルは、世界的な経済情勢に逆行して成長した。ネット通販による小売売上高は前年比10.9%増の11兆7601億元に達した。貨物貿易の規模は再び過去最高記録を更新し、年間の貨物貿易総額は前年比1.9%増の32兆1557億元になった。さらに、2020年には外資利用規模も世界的な情勢に逆行して増加し、実行ベースでの外資による対中直接投資額は前年比6.2%増の1兆元に達した」と紹介しました。(雲、鈴木)