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【CRI時評】「中国の見本」は世界の貧困解消に何をもたらすのか

2021年 2月 27日14:29 提供:中国国際放送局

中国は25日、絶対的貧困を解消したことを宣言した。国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が制定した貧困撲滅の宣言を、10年前倒しで実現したことになる。特に直近の8年間には、1億人近くの中国人が貧困から脱却した。この数字は、1年間当たり中規模国家1カ国の国民が貧困から脱却したことに相当する。

中国の人口は世界人口の20%を占める。すなわち中国の貧困撲滅の成果は「中国だけに属するのではなく、世界に属する」ことだ。

中国は世界最大の発展途上国だ。中国が絶対的貧困を解消したことは、全世界における貧困との戦いの信念を最大限に鼓舞することになった。さらに重要なことは、中国の貧困脱却をモデルとして、世界が参考となる経験を多く得たことだ。「症状に応じて投薬し、正確に点滴灌漑し、標的を定めて治療する」、「発展という手法により貧困の根源を除去する」「ポケットを豊かにすることは脳を豊かにすること」――。習近平国家主席はこのようなイメージをもって表現し、国際社会が強く支持するピンポイントの貧困撲滅と、開発式の貧困撲滅を説明した。そして、自国民に対して創造的な貧困脱却を奨励した方策は同様に、中国が他の発展途上国を援助する主要な方式になった。

中国は同時に実際の行動をもって、多くの発展途上国が国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を実現できるよう直接に支援している。中国は過去60余年にわたり、166の国と国際組織に対して60万人以上の支援スタッフを派遣し、累計4000億元近い援助を提供してきた。さらに計7回にわたり、重債務貧困国と後発開発途上国に対して、期限が到来した政府間の無利息借款の債務を無条件で免除することを宣言した。

これほど短期間にこれほど多くの人の貧困脱出を支援した国は世界に存在しない。中国だけが成し遂げた。中国が創造した貧困脱出管理の見本は、中国以外の国にとって、貧困が存在しない世界を共に築き、共に世界を発展させることに力を尽くすために、詳細に分析し、いかに創造的に吸収して参考にするかを考える価値があるものだ。(CRI論説員)