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中国、1月末外貨準備高は3兆2107億ドル

2021年 2月 8日14:06 提供:中国国際放送局

中国国家外貨管理局は7日、最新の外貨準備高を発表しました。今年1月末時点での中国の外貨準備高は前月比59億ドル減の3兆2107億ドルで、減少幅は0.2%でした。国家外貨管理局は、1月の中国の外国為替市場の動きは平穏であり、市場予想と取引は安定を保ったとの見方を示しました。

国家外貨管理局の副局長と報道官を兼任する王春英氏は「国際金融市場では、新型コロナウイルス用ワクチンの進展、主要国による金融政策と財政政策への期待などの影響を受け、ドルインデックスが上昇し、主要国の金融資産価格は全体的に下落した。外貨準備高は米ドル建てであり、非米ドル通貨を米ドル換算した後の金額が減少したことに加え、資産価格の変化などの要因が重なり、1月の外貨準備高は減少した」と説明しました。

国家外貨管理局は将来の展望について、新型コロナウイルス感染症の状況変化と外部環境は依然として比較的多くの不確実性に直面しており、世界経済の回復の基礎は依然として確固たるものではなく、国際金融市場のボラティリティが増大する可能性があるとの認識を示しました。しかし中国経済が長期的に好転するファンダメンタルズは変わっておらず、国際収支は基本的な均衡構造を継続するので、外貨準備規模の安定維持を保つのに基本的に有利な状況にあるとの見方を示しました。(雲、鈴木)