中国税関総署が14日に発表したデータによりますと、中国は2020年に世界で唯一経済成長を実現した主要経済体となりました。貨物貿易の輸出入総額は2019年より1.9%伸びて、32兆1600億元に達し、対外貿易規模は再び過去最高を更新したということです。

データによりますと、2020年、中国の貨物貿易輸出は4%伸び17兆9300億元に達し、輸入は0.7%減少して14兆2300億元でした。輸出入規模は史上最高を更新しました。中国税関総署によりますと、2020年世界の経済成長や世界貿易は深刻な打撃を受け、中国の対外貿易発展の外部環境は複雑で厳しいものとなりました。そんな中、中国の対外貿易輸出入は依然として迅速に回復し、持続的に好転し、その大きな柔軟性と総合競争力を示しました。

さらに、過去1年間、中国国内の大規模な市場は輸入拡大を大きく支えました。感染症の影響で、中国の超大規模市場の優勢がより明らかになり、輸入の需要は安定していました。また、原油、金属鉱物など資源型製品の輸入量はそれぞれ7.3%と7%増加し、食糧、肉類など農産物の輸入量はそれぞれ28%と60.4%増加したということです。（閣、CK）