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【CRI時評】「輸入博のチャンス」、「デカップリング」暴論に市場を失わせる

2020年 11月 11日10:47 提供:中国国際放送局

商談を通じて成約の意向が示された金額は年間規模で前回比2.1%増の726億2000万ドル。10日に閉幕した第3回中国国際輸入博覧会(輸入博)は目覚ましい「成績表」を出した。国際調達、投資促進、人的・文化的交流、開放・協力の「一人四役」の輸入博が、世界が共有する国際公共財となり、新型コロナ禍の各国企業の回復と発展の希望となっていることを、事実が再び証明した。

726億2000万ドルの成約意向額の背後には、世界で最も可能性のある大市場がある。ライブコマースイベントにおける中国人の驚くべき購買力から、産業チェーンとサプライチェーンの相互作用を刺激し促進する中国の製造業のアップグレードやサービス貿易の潜在能力に至るまで、中国市場の魅力をうかがい知ることができる。

各国の企業を興奮させているのは、イノベーションが中国の発展プロセスにおいてますます重要な役割を果たしていることだ。今回の輸入博では、新製品、新技術、新サービス411点が展示された。外国企業は中国のイノベーション協力の好機を評価している。

さらに重要なのは、開放拡大を継続し、開放型世界経済の建設に助力する中国の努力が、国際社会に中国の誠意と役割を示しているということだ。一国主義や保護主義などの逆流が世界経済に打撃を与えても、「各国が開放と協力に向かうという大勢は変わらない」。社会主義現代化の全面的建設に向けた新たな征途につく中国は、より多くの「輸入博のチャンス」を生み出していく。いわゆる「デカップリング(切り離し)」は笑い話になるだけだ。(CRI論説員)