ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 経済

上海市、域内総生産が世界6位に

2020年 11月 7日13:43 提供:中国国際放送局

第3回中国国際輸入博覧会の開催地である上海は、域内総生産(GDP)が世界の都市ランキングで上位6位に入り、多国籍企業がアジア太平洋地域に進出する上でのゲートウェイになっています。これは、6日に現地に開かれた上海市紹介イベント「2020上海市プロモーション・コンベンション(2020上海都市推介大会)」で明らかになったことです。

中国国務院発展研究センターが席上行った報告によりますと、2019年、上海市は3兆8000億元(約59兆4200億円)の地域総生産(GDP)でアジアの都市では2位、世界では6位にランキングされており、世界経済に占めるその総合的な影響力が著しく拡大しました。

現在、上海市では研究開発費が地域総生産に占める割合が4%を超えており、全国平均を大きく上回っています。金融業の付加価値がロンドンや東京を超えて、ニューヨークのすぐ後につけています。金融市場の取引総額は年内にも2000兆元(約31274兆円)を突破する見込みです。上海を通関地点とする貿易が世界貿易に占める割合が約3.5%にまで高まり、世界最大の港湾都市としての地位が保たれています。

これまでの所、上海市に設置された多国籍企業の地域本部が758社に、外資系研究開発センターが475カ所に達しており、世界大手企業500社の中、4分の1近くが上海に地域本部を設けており、上海市は中国大陸部において多国籍企業の地域本部が最も集中している都市になっています。(Mou、Yan)