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【CRI時評】中国市場は多国籍企業にとって逃すことのできないチャンス

2020年 11月 5日14:13 提供:中国国際放送局

ニュージーランドの乳製品メーカー、ThelandのグローバルR&Dマネジャーであるロイ氏は、上海で開催される第3回中国国際輸入博覧会について、「どんなに困難でも参加したい」と語っている。これは中国の輸入博に参加する外国人ビジネスマンの本音だ。

「輸入博3.0版」は4日夜、約束通りにやってきた。これは9月の中国国際サービス貿易交易会に続き、中国で再びオフライン形式で開催される重大な国際経済貿易イベントだ。

グローバル企業を引き付けているのは、人口14億人の中国の大きな市場だ。新型コロナウイルス感染症の拡大後の経済と消費市場の回復により、中国市場は、多くの多国籍企業の財務報告における得難いハイライトとなっている。ロレアルグループの今年1~9月の中国大陸部での売上高は前年同期比20.8%増となった。フォルクスワーゲングループの中国での自動車生産台数は4~6月期から再び成長を見せ、7~9月期の中国での新車納入台数は前年同期比3%増となった。同グループは財務報告で、中国について「自動車マーケットの持続的な回復を促す主な原動力」と述べている。中国経済が危機の中で見せた粘り強さと、中国の消費市場の成長の可能性により、中国市場の開拓を望むグローバル企業はますます増えている。

その背景にあるのは、中国の開放拡大継続の努力だ。中国は今年、外資の安定化に向けた二つの新政策を打ち出し、全国版と自由貿易試験区版のネガティブリストを公表し、海南自由貿易港を設立し、自由貿易試験区を3カ所新設し、ビジネス環境は最適化を続けている。先ごろ閉幕した中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議は、向こう5年間と2035年までの長期目標を立て、中国は今後「より大きい範囲、より広い分野、より深いレベル」の対外開放を実施すると強調した。このような中国は、すべての多国籍企業にとって逃すことのできないチャンスだ。(CRI論説員)