ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 経済

参入前内国民待遇とネガティブリスト全面実施へ=中国人民銀行

2020年 10月 25日14:04 提供:中国国際放送局

中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は24日、「金融業の開放を絶えず推し進め、市場化・法治化・国際化した金融環境を構築していく。参入前内国民待遇とネガティブリスト管理制度を全面的に実施し、開放的な理念とモデルチェンジを推進する必要がある」と明らかにしました。

これは、易総裁が上海で開催された第2回外灘金融サミットで動画を通じて述べたものです。易総裁はまた、「これまでの2年間、中国の金融業開放は飛躍的な進展を遂げ、50件以上の開放措置を集中的に発表した。中国は銀行・証券・ファンド・先物・生命保険分野などでの外資持株比率規制を徹底的に撤廃し、外資金融機関の業務範囲を絶えず拡大させ、資本市場の双方向における開放度を高め続けてきた」と紹介しました。

さらに、金融サービス業の開放、人民元為替レート形成メカニズムの改革、人民元の国際化を総合的に推進することの重要性を強調し、「人民元為替レート形成メカニズムの改革は、人民元為替レートの弾力性を強め、マクロ経済の安定と国際収支の均衡におけるその自動安定装置としての役割をより良く生かす必要がある」と述べました。その上で、「新たな情勢下における人民元の国際化は、市場主導を堅持する上で、自国通貨の使用に対する支援システムを完備させることで、市場の役割発揮により良い環境と条件を作り出すことができる」という見方を示しました。(怡康、Yan)