ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 経済

世界経済、中国のプラス成長が前向きな動力=IMF専務理事

2020年 10月 16日16:48 提供:中国国際放送局

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は15日、「中国が、感染拡大を抑制する力強い措置を講じて経済回復を促していることで、中国経済は今年、プラス成長となる。これは世界経済にとって前向きな動力となる」との考えを示しました。

これは、IMFと世界銀行の秋の年次会合に伴うオンライン記者会見で示した見解です。ゲオルギエバ専務理事はまた、「IMFがこのほど提出した『世界経済の見通し』で、中国経済の見通しを上方修正した。これには二つの要因がある。中国が断固たる対策を講じて感染症を抑制したことと、中国が力強い財政政策、通貨政策を実施して経済の回復をバッグアップしていることだ」と述べました。

ゲオルギエバ専務理事はさらに、「中国経済のプラス成長は世界経済にとって前向きな動力となる。大口現物商品の輸出国や中国経済と密接な関係にあり、グローバル・バリューチェーンに関連する国々にとってはとりわけ重要だ」と強調しました。

専務理事はその上で、「中国は新型コロナウイルスのワクチン開発に加わってもいる。これは感染症に打ち勝つ世界の自信を強めることになる。自信の増強は現在、非常に重要だ」と指摘しました。(Mou、鈴木)