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IMF専務理事:世界経済は回復しはじめたが、国々の協力が必要

2020年 10月 15日15:03 提供:中国国際放送局

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は現地時間14日、オンライン方式によるIMFの秋の年次会合で「世界経済は現在、危機から回復しはじめている。各国は協力を強化して、共に危機を克服するべきだ」と発言しました。

ゲオルギエバ専務理事は同日、同じくオンライン方式による記者会見で、「IMFは2020年の世界経済が4.4%収縮すると予測している。20世紀の大恐慌以降の最も深刻な経済危機だ。この危機は今後5年間、全世界に28兆ドルの損失を招く」と述べました。

ゲオルギエバ専務理事はさらに、現実は「暗黒」ではあるが「星の光」も見えていると表現。IMFは世界経済が2021年には5.2%の成長を遂げると予想していると説明した上で、経済の回復は部分的で不均衡との考えを示しました。

ゲオルギエバ専務理事は、「強力な国際協力により、危機を乗り切ることが極めて需要だ。とりわけ、ワクチンを開発して配布することにおいてだ。こういった医療分野の進展が経済の回復を推進する」と強調しました。(moku、鈴木)