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2020年 10月 12日18:00 提供:中国国際放送局
中国新疆のアラ山口税関の統計によりますと、今年1月から9月まで、アラ山口経由の中欧班列(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)の便数は3554便に上り、昨年の年間便数を超えていることが分かりました。
今年は、新型コロナウイスの世界的大流行により、海運や航空輸送に大きな影響が出ていますが、中欧班列は迅速な対応、24時間体制、細分化された輸送という鉄道輸送のメリットを生かして逆に運行便数を増やしてきました。年内には、アラ山口経由の便数は4000便になると予想されています。
中欧班列は、2011年3月19日にアラ山口を初出発して以来、今年で同経由の運行便数は1万5000便以上に上り、ドイツやポーランド、ベルギー、ロシアなど13カ国へ、200種類以上の商品を届けています。