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【CRI時評】開放を続ける決心を示したサービス交易会

2020年 9月 11日12:31 提供:中国国際放送局

2020年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)が9日閉幕した。新型コロナウイルス肺炎発生後、中国が開催した初の重大な国際経済貿易イベントである今回のサービス貿易会は6日間にわたって開かれ、期間中、148の国と地域の国際組織、各国の在中国大使館、海外の商工会議所および2万2000社の国内外の企業と機構がオンラインまたはオフラインの形で参加した。各省・区・市、大型中央企業、金融企業が結んだ協議書や契約は240件で、中国市場の巨大な潜在力を示した。

展示エリアでは、バーチャル運転体験シミュレーター、5G+AI指揮者、バーチャル試着といったあらゆるものをインターネットとつなげた成果が展示され、物流ロボット、ゴミ分別ロボット、卓球練習パートナーロボットなどは、どれも人々に未来のスマート生活へのあこがれを抱かせるものだった。63の企業と機構がCIFTISで最新の研究成果や製品を発表し、デジタル貿易、5G通信、産業用インターネット、スマートオフィス、ブロックチェーンのイノベーションなど、新業態・新モデルを際立たせて示した。

商務部のデータによると、2012年以降、中国のサービス貿易の年平均成長率は約7.8%で、世界の成長率を上回っている。2019年、中国のサービス輸出入総額は5兆4000億元を超え、サービス業の経済成長への寄与率は59.4%に達した。

これと同時に、2020年厦門(アモイ)国際投資貿易商談会およびシルクロード投資大会が開催されている、さらに2ヵ月後には、第3回中国国際輸入博覧会も予定通り開催される。これらは中国経済に大きな原動力を注ぎ込むだけでなく、世界に開放を続ける中国の決心を示す機会となるだろう。(CRI論説員)