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<深セン特区40年>深センは唯一無二な都市=ドイツ企業

2020年 8月 27日14:06 提供:中国国際放送局

ドイツ商工会議所イノベーションセンターが7月30日、深センで発足しました。同センターはドイツ商工会議所連合が世界で設立した初めてのイノベーションセンターです。ドイツ商工会議所広州代表事務所の首席代表である馬銘博氏は中国中央テレビ(CCTV)の独占インタビューに対して、「深センが開放的であり、かつ包容力があることに、強い印象を受ける」と述べました。

深センは中国のシリコンバレーと言われています。馬代表は「深センは世界クラスのハードウェアイノベーションセンターとして唯一無二の都市だ」と評価しました。ドイツ商工会議所イノベーションセンターは深センでのIT企業および電子ビジネスの拠点である蛇口網谷にあり、周辺には多くのハイテク企業やベンチャー企業が集まっています。馬代表はイノベーションセンターがこの地に設置された理由について「ここには多くのベンチャー企業が集まっている。我々もその一員になりたいと望んでいる」と説明しました。

馬代表は多くの国で勤務した経験がありますが、深センが開放的であり、かつ包容力があることには強い印象を受けているといいます。馬代表は深センについて、「活力が溢れている現代化都市で、ここには夢を追い求める若者が大勢いる。開放的かつ友好的で包容力ある雰囲気があり、やって来た数多くの外国人はこの地にいち早く溶け込もうと望んでいる」と語りました。

今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、各業界はいずれもダメージを受けました。馬代表は「感染症拡大期間中、中国を離れたことはなかった。なぜなら、深センは私の生活の中心だからだ」と述べました。また、馬代表によれば、中国ドイツ商工会議所はドイツ企業が中国から撤退する情報を受けていないとのことです。「一部のプロジェクトが新型コロナの影響で一時的に中断することになったが、感染症の問題がなくなればすぐに再開されるだろう。対中デカップリングや貿易保護主義は決して全世界の経済成長を促すことができない」との考えを示しました。(非、鈴木)