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中欧班列 世界経済の回復と発展に役立つ=外交部

2020年 8月 19日20:45 提供:中国国際放送局

中国の深セン市からドイツのデュースブルクに向かう「湾区号」中欧班列(中国とヨーロッパを結ぶ貨物列車による物流)が18日、初めて深セン市から出発しました。外交部の趙立堅報道官は19日の定例記者会見で、「中欧班列は沿線諸国だけでなく、世界経済の回復と発展にも役立てる」と述べました。

趙報道官は、新型コロナ感染発生後、世界の航空と海運で、様々な程度の飛行禁止、運休、減運などの状況が発生し、物流が滞り、貿易が萎縮していることを挙げました。中欧班列は陸上輸送ルートの「鋼鉄ラクダ隊」として、安全で高効率な優位性を示し、引き続き新業務の開拓、新路線の追加、そして、中欧や沿線諸国の物流の順調な物資供給の安定の保障などに対して、重要な役割を果たしていると示しました。

また、趙報道官は「今年上半期、中欧班列の運行本数は前の年の同じ時期と比べて、36%増え、総計5122本になった。6月だけで、1169本運行され、過去最高を更新した。中欧班列はますます増加する勢いを呈し、中欧と沿線諸国の防疫協力を力強く促進するほか、感染病による中欧間の産業チェーン、サプライチェーン協力にもたらす衝撃と影響を低減した」と語りました。(オウギ、CK)