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中央銀行:7月のM1伸び率、直近20数カ月間で最高を記録

2020年 8月 12日11:33 提供:中国国際放送局

中国の中央銀行である中国人民銀行は11日、7月の金融データを発表しました。そのうち、経済の周期的動きの先行きを表す指標であるM1の伸び率が直近の20数カ月間で最高を記録しました。

それによりますと、7月の社会の融資規模の増加額は前年同期比で4068億元増の1兆6900億元(約25兆9000億円)に達し、人民元融資は新たに9927億元(約15兆2160億円)増えています。

通貨供給量から見ると、7月のM2(Broad money)は前年同期比10.7%増、M1(Narrow money)は同6.9%増となり、注目されています。これについて、中国民生銀行の温彬首席研究員は「この指標は、わが国の経済が安定して回復し、企業資金の活発度も上昇していることを意味する。経済が回復し好調を続けていくことを示唆している」との見方を示しています。(Mou、柳川)