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習総書記、「耕地のパンダ」黒土保護を強調

2020年 7月 23日14:54 提供:中国国際放送局

中国共産党の習近平中央委員会総書記は22日、視察のために中国東北部の吉林省を訪れました。この視察は、習総書記が党中央委員会入りしてから8回目の東北視察でした。習総書記はこの日、「東北の穀倉」と呼ばれる四平市を訪問しました。

習総書記は、四平市梨樹県で中国最大のグリーン食品原料(トウモロコシ)の標準化生産基地を訪れ、食糧生産や黒土の保護と利用を重点的に視察しました。習総書記は「効果的な措置を講じて、『耕地の中のパンダ』と呼ばれる黒土を守らなければならない」と強調しました。

現地では、薄くなりつつある黒土層に、収穫したトウモロコシの茎や葉を布団をかけるようにかぶせて堆肥にする試みが行われています。この方法は、土壌の質の改善、環境保護、利益の向上といった総合的な効果を生み出しています。同基地では今年、トウモロコシ生産量が約7億5000万キロに達し、農家の収益は2500万元(約3億8000万円)以上増加する見込みです。(鵬、鈴木)