中国国家統計局が16日に発表したデータによりますと、第2四半期の中国経済の実質成長率はマイナスからプラスに転じました。これについて、イタリアのフェラーラ大学応用経済学教授のジョルジオ・プロディ氏は中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）のインタビューに応じた際に「中国は第1四半期の国内総生産（GDP）が6.8%のマイナス成長となった中で、第2四半期は前年同期比3.2%の増加となった。このような成績を収めるのは容易なことではない」と述べた上で、「中国経済の強靭性は強く、中国政府の措置は力強い」と評価しました。

英BBCの報道によりますと、中国の第2四半期の経済データは世界の注目を集めています。3.2%のGDP成長率は予想をはるかに上回っており、これにより、中国経済はV字回復を見せ、再び成長に戻り、技術的な衰退を避けることができました。

世界貿易機関（WTO）のキース・ロックウェル報道官はCMG記者の単独取材に応じた際、「中国経済のデータは世界の他の地域より優れている。これは中国経済の強靭性と活力を示すと同時に、中国政府が新型コロナウイルス感染症対策において力強い措置を講じたことを示している」と述べました。（雲、北田）