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花卉栽培で農民の増収、貧困支援に携わる村の第一書記

2020年 7月 7日15:03 提供:中国国際放送局

貧困支援を担当する村の第一書記・陳華氏(61歳)は2006年から東北部にある黒龍江省の7つの市と県、8つの村の貧困支援に携わってきました。

2015年9月、陳氏は綏棱県靠山郷靠山村の第一書記に任命されました。この村は貧困村で、陳氏が仕事をした8つ目の村でもあります。

毎年6、7月は陳氏にとって最も忙しい時期です。村の人々が半年間行ってきた花き栽培産業の収益は、陳氏がこの2カ月間のハルビンでの販売状況と関わります。商談が成約したので、陳氏は朝早くハルビン市内を出発し、村に戻って花を取りに行きます。

陳氏は、「村人は花の販売による収入で豊かになる。村人が豊かになったことは私たちの最大の願いだ」と話しています。

2018年、靠山村は貧困脱却を実現し、農民の平均収入は年間1万元以上に達しました。村の総資産は581万元を上回り、綏棱県の上位を占めるようになりました。

2019年12月23日、定年退職になったはずである陳氏は村民たちを率いて、ともに豊かな生活を送るようにするため、村に残ることにしました。その理由について、彼は「村の変化を目にする時に、ほっとして、とてもやりがいを感じる。これもこの十数年間、貧困支援活動を行ってきた心の支えでもある」と話しました。(殷、星)