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【CRI時評】「クラウド」広州交易会が開放拡大のシグナルを放つ

2020年 6月 25日20:17 提供:中国国際放送局

第127回中国輸出入商品交易会(「広州交易会」)は24日、10日間に及ぶ日程を終えた。今回の広州交易会では、国内外から2万6000社近い企業が出展し、217の国と地域のバイヤーが登録して商談を行い、商品約180万点がオンライン展示され、数万件の商談が同時にオンラインで行われた。60年を超える広州交易会の歴史の中で、感染症の影響により、すべてを「クラウド」に移して行われたのは初めてだ。

広州交易会は中国で最も歴史があり、最大の規模を誇る包括的な国際貿易イベントとして、中国対外貿易の「バロメーター」、「風向計」とされており、中国の対外開放の重要なシンボルになっている。コロナ禍の影響を受けて、中国は4月上旬に、実物展示に替えてオンライン展示会の形式で行い、中国製品に期待する海外バイヤーのニーズを満たすとともに、中国市場への参入を希望する海外企業に利便性を提供することを決定した。

いま、世界経済は過去のいつにも増して回復のための力を必要としている。絶えず開放を拡大している中国はこれを目指して努力している。第128回広州交易会は今年10月中旬から下旬の開催が計画されており、出展ブースの申し込みは6月29日から始まる予定だ。また、今年11月に上海で第3回中国国際輸入博覧会の開催も予定されている。

危機の中で新しい機会を育み、変革の中から新しい局面を切り開く。中国は今後とも自らの努力で世界経済の回復に果たすべき役割を果たしていく。(CRI論説員)