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CPI伸び率 継続低下の見込み=国家発展改革委員会

2020年 6月 16日17:44 提供:中国国際放送局

中国国家統計局がこのほど発表した最新のデータによりますと、5月、中国では操業の再開や生産、商業、市場の回復によって、主な経済の指標は改善されつつあり、経済の運行は回復に向かっていることが分かりました。そのうち、5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.4%上昇し、前月比では0.9ポイント低下したということです。

国家発展改革委員会の孟瑋報道官は16日、北京で行われた定例記者会見で、「今後の消費者物価指数(CPI)の伸び率は引き続き低下していく見込みである。この一年のCPIは前期が高く、後期は低いと予測しており、物価の全体的なレベルは合理的な範囲にある」と指摘しました。

孟報道官はその際、「全体的には、下半期の豚肉の価格は安定して下落態勢を保持する見込みであるほか、季節や祝日のニーズによって変動する可能もある」としています。また、「一年を通して見ると、わが国には充分なマクロ政策を行う余地があるため、経済発展は充分な強さと潜在力を持っている。主な工業・農業界の生産回復の勢いは良く、各種消費製品の供給は充分で、物価の安定的運行には確固たる基礎がある」と述べました。

孟報道官は、さらに「次のステップは、内需の潜在力を掘り出し、企業を支援し、安定させる政策の着実な実行を進めていくと同時に、就業や国民生活を保障していくことである」と指摘しました。(藍、CK)