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海南省の自由貿易港構築では制度の統合と革新を重視

2020年 6月 8日23:38 提供:中国国際放送局

国務院報道弁公室は8日に記者会見を開き、注目の集まる「海南自由貿易港建設の全体計画」について紹介しました。会見では複数の中央省庁の責任者によって同計画の全面的な解説が行われ、海南省での自由貿易港の建設には国際的な高水準の経済貿易ルールを導入し、制度上の統合と革新をより重視することが示されました。

国家発展改革委員会の林念修副主任は会見で、「『海南自由貿易港建設の全体計画』の推進と実施は、基礎作りと全面的な推進という二段階に分けられる」と語りました。

林副主任は「第一段階は、今から2025年までに主に基礎を築き、準備することだ。この段階の目標と任務では、貿易と投資の自由化と利便化を強調し、開放のプロセスを秩序よく進め、さまざまな要素が便利に効率的に流動するよう促進し、適切なタイミングで島全体の通関業務を開始する。第二段階は、2025年から2035年までに自由貿易港政策の実施を全面的に推進することだ。この段階の目標と任務は、開放政策と関連制度をさらに最適化させ、貿易や投資、国境を越えた資金の流通、人々の往来、輸送の自由と利便性およびデータの安全で秩序立った流れを実現することや、法規体系、近代的産業体系、近代的社会バランス体系の基本的な確立と、開放型経済の新しいモデルとしての構築である」と述べました。(任春生、謙)