香港財政司の陳茂波司長は7日、インターネット上に「機会を捉える」と題した文章を発表し、「香港は国家安全立法を守り、香港の法の抜け穴を埋めて、新しい発展の機会を迎えている。香港の国際金融センターとしての地位を維持することに自信を持っている」と指摘しました。

文章は、「全人代が香港国家安全法制定を採択し、法律の抜け穴を補うことは、香港を一日も早く安全で安定した社会環境へ回復させたいという意図がある」とした上で、「香港は世界第3のドル為替取引センターとして、アジア太平洋地域および国際企業に様々な投資、貿易、決済のサービスを提供し、世界経済・金融システムと緊密につながっている。香港金融制度に衝撃を与えるいかなる手段もアメリカを含む世界の金融市場に大きな影響をもたらし、国際市場のドル使用及び米国の金融資産を持つ自信を弱体化させることになる」としました。

また、陳司長は文章内で、「相互利用メカニズムの設立は中国大陸と国際の資金と市場を結びつけ、香港株式市場の投資者の基盤を充実化させていく」と示しました。（hj星）