商務部の高峰報道官は4日北京で、中国の対外貿易の発展について「粘り強さ、潜在力、柔軟性を有しており、長期的に見て上向きに成長していく勢いに変わりはない。現在、多くの多国籍企業は中国での産業チェーンの拡大を計画している」と明らかにしました。

高報道官はさらに、「中国は引き続き、改革開放を断固として推進し、市場参入の緩和や輸入拡大に取り組み、国際的な協調と協力を強化し、世界経済貿易の安定した発展に貢献していく」と示しました。

最新のデータによりますと、中国が企業の操業再開や対外貿易と外資の安定化に向けた一連の措置を講じたことによって、今年4月の中国のサービス輸出額は前年同期比3.5％増の1612億9000万元（約2兆4675億円）に上り、感染症流行後に続いていた月間輸出額の減少の流れが食い止められたということです。（洋、星）