財政部の劉昆部長は22日、第13期全国人民代表大会の一回目となる「部長通路（部長取材エリア）」で、「今年の積極的な財政政策は一段と効果的なものであり、質と量の両方に力を入れる。増やす部分と減らす部分がある」と述べました。

また、劉部長は、「具体的には赤字率を3.6％以上、昨年比で0.8ポイント引き上げて1兆元の財政資金を増やす。中央財政はまた1兆元に上る感染症特別国債を発行する。地方政府の専門債権規模を1兆6000億元増加させる。今年の一般会計歳入は18兆元をやや上回り、昨年より低い見込みだ。今年の一般会計歳出は24兆7000億元に上り、昨年より高い。歳入と歳出を計算すると、6兆7600億元の資金拠出が増える。一方、企業と国民に恩恵を与えるために、税金と費用を削減する予定だ。感染症の影響に対応するため、中国共産党中央、国務院は一連の減税と費用削減の措置を講じた。今年の削減金額は2兆5000億元に上る見込みだ」と説明しました。（殷、星）