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【CRI時評】米国は感染症の阻止に手を尽くさず、「大芝居」を演じている

2020年 5月 17日23:05 提供:中国国際放送局

「1月11日、大部分の人々が何が起こったのかをまだ知らなかった時に……われわれはワクチンの開発に取り組んだ」。米国大統領が15日にホワイトハウスで行った演説中のこの発言に、全世界の人々が震撼した。

トランプ大統領は1月11日にワクチンの開発を始めたと述べたが、以前には1月末になってようやく新型コロナウイルスのことを知ったと発言していた。いったい、どちらが真実と言うのだろうか。ネット民はさらに、米国政府は3月13日になってやっと、大衆を保護する行動に出たとあざ笑っている。

多くの米国メディアによれば、今年1月から2月にかけて、フロリダ州では171人もの人について、新型コロナウイルスの感染が確認された、あるいは感染の疑いがあるとされた。早い場合には、感染は1月1日にまでさかのぼれるという。さらに、いずれの病例についても感染が発生していた地域への旅行歴はなかった。フロリダ国際大学教授で感染症を研究するトレプカ博士は、同州では1月から2月にかけて新型コロナウイルスが出現していたと思われるさらに多くの証拠があるとの考えを示した。フロリダ州政府はあろうことかあるまいことか、5月4日に前記171人分の病例についての情報を公式サイトからすべて削除し、そのことについての説明を一切していない。彼らはいったい、何を隠そうとしているのか。

現在までに8万8000人以上の米国人が感染症により死亡したという惨劇は、結局のところいかなる悲哀であるのだろうか。米国建国期の偉大な政治家であるベンジャミン・フランクリンは、「もし足を滑らせたなら、あなたはすぐに立ち上がることができるだろう。もし舌を滑らせたなら、(信用を失い)二度とやっていくことはできないかもしれない」との名言を残している。多くの事実が水面に浮上するにつれ、世の人々は米国の政治家がこの大がかりな「芝居」を、どのように演じ続けていくかを見ていくことになる。(CRI論説員)