2019年に四川省は新たな発展理念と質の高い発展の要求に基づいた取組みを通して、経済の合理的な範囲内での推移を実現させ、開放的な発展に向けた着実な一歩を踏み出し、世界との連携をより緊密なものにしました。

経済の面では、2019年の四川省の域内総生産は前年比7.5％伸び、4兆6616億元に達し、都市部と農村部の住民一人当たりの可処分所得はそれぞれ8.8％と10％増えました。また、電子・情報、設備製造、食品・飲料、エネルギー・化学工業、先端材料という5つの中心的産業の営業収入は9.6％増え、輸出規模はこれまでの記録を更新し13.8％伸びました。さらに、50万人が貧困を脱却し、特にチベット自治区では全県が貧困脱却を実現したということです。

また、開放的な発展の面における成果としては、成都市で第8回中日韓首脳会談が開催されたこと、外資による投資額が前年比13.1％増え124億8000万ドルに達したこと、フォーチュン・グローバル500の企業から新たに5社が進出し計352社に達したこと、新たに29組が友好都市関係を締結し計311組になったことなどが挙げられます。（閣、謙）