ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 経済

中国のインターネット利用者数9億人超、ライブコマースが注目

2020年 4月 29日14:04 提供:中国国際放送局

中国インターネット情報センター(CNNIC)が28日に発表した第45回「中国インターネット発展状況統計報告書」によりますと、2020年3月現在、中国のインターネット利用者数は9億400万人に上り、中で、オンライン動画(ショート動画を含む)の利用者数は8億5千万人に達したということです。

新型コロナウイルスの影響を受け、今年、エンタメ系アプリのユーザー規模と使用率にいずれも大幅な増加がみられ、この3月現在、オンライン動画は首位のコミュニケーション用アプリケーションに続いて、二位となっています。ショート動画のプラットフォームは海外市場の拡大に取り組んでいると同時に、他業界と融合するトレンドも顕著になり、とりわけ、貧困地区の経済成長をけん引する上に著しい役割を果しています。

中国市場は特にライブ配信とショート動画アプリに注目し、ライブ配信を商品の拡販に活用する企業が増えつつあります。ビジネスモデルは簡単ですが、大きな市場が見込まれているからです。

データによりますと、インターネット利用者の87.5%以上がライブ配信を視聴しています。農村地域でのライブ配信は主として有機天然農産品の販売と宣伝で、「ライブコマース」として知られている用途です。このように、電子商取引と斬新なビジネスモデルは、急ピッチで伸びている市場と感染症終息後の経済復興に益々重要な役割を果たすことが期待されています。(雲、Yan)