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習総書記 陝西省を実地踏査

2020年 4月 21日10:58 提供:中国国際放送局

習近平中国共産党中央委員会総書記は20日、陝西省を実地踏査しました。当日午後、習総書記は商洛市柞水県にある秦嶺牛背梁国家級自然保護区を訪れ、秦嶺の生態系保護状況を調査しました。また、習総書記は小嶺鎮金米村に赴き、貧困脱却活動の進捗状況を視察しました。

牛背梁国家級自然保護区は秦嶺山脈の東部に位置し、総面積1万6418ヘクタールあり、秦嶺東部で生物多様性が最も高い地区です。同時にここは国家1級保護動物のターキンや、その生息地をメインとする森林がポイントの自然保護区です。「秦嶺自然保護区群」の重要な部分として、牛背梁国家級自然保護区には完備された第四紀氷河遺跡が保存されているほか、ターキン、タクスス・シネンシスなど多くの貴重な動植物資源を有しており、遺伝子バンクとも見られています。ここは中国生物多様性保護計画に指名された40以上の最優先生物多様性保護区の一つです。

牛背梁国家級自然保護区を視察後、習総書記は同日、陝西省南部の商洛市柞水県にある金米村を訪れ、貧困脱却の状況を調査し、産業発展をレバレッジとする貧困扶助の成果を実地踏査しました。金米村は山間地帯にある農業を営む伝統的な村です。交通が不便で、土地面積が少ないため、金米村は貧困村として知られています。家計の苦しい村民の収入増加を実現させるため、キクラゲ産業を貧困脱却の主導産業にし、企業5社を導入して、キクラゲビッグデータセンターを構築しました。2017年、金米村は村全体の貧困脱却を実現しました。2019年までに、187世帯の549人が貧困脱却を成し遂げました。貧困発生率は2015年の21.85%から、2019年の0.23%まで下がったということです。(殷、CK)