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アジアとヨーロッパを結ぶ物流回廊を築く=陝西省

2020年 4月 17日10:57 提供:中国国際放送局

古代シルクロードの起点である陝西省は今なお、「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)」の重要な拠点となっています。2017年4月1日に陝西省自由貿易試験区が発足して以来、陝西省は常に「一帯一路」沿線諸国との貿易往来の利便化を図っています。

西安咸陽国際空港を拠点として、陝西省は空港における通関手続きの最適化を目指し、税関の効率とサービスの向上を推し進めてきました。2019年末までに西安咸陽国際空港では88本の国際線、27本の貨物航空線が開通し、年間の貨物輸送量は38万1200トンに達しました。自由貿易と空港の二つのエンジンによる駆動の下、陝西省は内陸部のエアターミナルという地位を固めています。

また、西安港では鉄道間連絡輸送と高速道路・鉄道間連絡輸送のシステムを築くことで、西安鉄道コンテナセンターを貨物輸送の集散地にしています。2019年、中国とヨーロッパを結ぶ国際貨物列車「中欧班列」の「長安号」は2133本も発着し、輸送貨物量は180万2000トンに達しており、高効率な国際輸送の「黄金ルート」となっています。(洋、星)