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新型コロナが世界経済にダメージ 中国は強靭性保つ=人民銀行

2020年 4月 3日19:28 提供:中国国際放送局

中国の中央銀行にあたる中国人民銀行の劉国強副総裁は3日に北京での記者会見で、「新型コロナウイルス感染症は世界経済にもたらす影響は大きいものだが、どの程度のものになるかは、まだ不確実性が高い」と話しました。その上で、「中国経済は引き続き強い強靭性を保ち、中国には経済の安定成長を確保する多くのツールと政策的余裕度がある」と自信を示しました。

劉副総裁はまた「当面の状況から見れば、今回の感染症が世界経済にもたらすダメージは、2008年の国際金融危機をまだ上回っていないものの、どれだけの衝撃になり、いつ好転するかについては、まだ多くの不確定性がある」と述べました。さらに、「感染症が中国経済への影響は一時的なものである。銀行貸付資産は下振れ圧力に晒されるが、銀行業全体のリスク吸収には余裕がある」と述べました。

一方、中国銀行保険監督管理委員会の周亮副主席も「中国銀行業は全体的に安定した状況を見せている」と明らかにしました。(Lin、Yan)