李克強総理は24日国務院常務会議を主宰し、「製造業と流通業が感染症の予防・抑制活動を確実に押し進めると同時に、秩序ある操業再開措置を講じて、中国の国際航空貨物の運輸力をさらに引き上げ、供給チェーンの安定に努めるべきだ」と指示しました。

会議は、「グローバル産業チェーンで影響力を持つ中国企業及びカギとなる製品の生産と輸出を保障すべきである。また、中小企業や零細企業をサポートする政策も実施しなければならない」と指摘しました。また、「新型肺炎の変化に基づいて、今年の春に開かれる予定の広州交易会を延期、あるいはインターネットの手段を駆使して開催するなどの代替方案を検討する」としました。

さらに会議は、「感染症の予防・抑制期間中に、北京・天津・河北地区、長江デルタ地帯、広東省・香港・マカオ地区など、条件に適した国際空港で24時間通関や空港施設の改造などの措置を講じ、中国の国際航空貨物の運輸力を高めていく」と強調しました。（非、星）