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雲南の9つの少数民族が貧困脱却を実現

2020年 3月 20日13:15 提供:中国国際放送局

雲南省政府は19日、貧困脱却に向けた堅塁攻略戦に関する記者会見を開き、極端な貧困状態にある地区と極端な貧困状態にある人々に関する問題の解決を「貧困撲滅における重点の中の重点」として扱ってきた結果、独龍(トールン)族、基諾(ジーヌオ)族、徳昂(ドアン)族、阿昌(アチャン)族、布朗(プーラン)族、普米(プミ)族、景頗(ジンポー)族、佤(ワ)族など9つの少数民族が貧困を脱却したと発表しました。

雲南省政府はこれまで、政策や措置、資金投入などの面でこれら「極端貧困地区」を優遇することで、貧困からの脱出を強力に支えてきました。雲南省では、極端貧困地区に暮らす極端な貧困状態にある人々の数が2015年末に250万3000人だったのが、2019年末には26万5千人までに減少し、貧困率は24.13%から3.52%まで下がっています。3539カ所あった「極端貧困村」のうち、3158の村がすでに極端な貧困状態を脱出したということです。(藍、謙)