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【CRI時評】中国経済の内発的向上の勢いに変わりはない

2020年 3月 18日12:59 提供:中国国際放送局

中国の新型コロナウイルス感染症対策は、苦難に満ちた努力の末に、段階的に重要な成果を収め、「世界の工場」のますます多くの機械が動き出している。中国政府がこのほど発表したデータによると、湖北省を除く一定規模以上(年間売上高が2000万元以上)の工業企業の平均稼働率は95%を超え、従業員の平均職場復帰率は約80%に上り、中小企業の稼働率も60%近くに達している。

中国国家統計局が16日明らかにしたところによると、1月と2月、中国経済は新型コロナウイルスの感染拡大の影響に耐えた。経済が長期的に良い状態に向かうファンダメンタルズと内発的向上の勢いに変わりはない。その背後で、中国が過去1カ月余りの間に適時に講じた強力な調整策が明らかに重要な役割を果たした。

新型コロナウイルス感染症の発生後、中国の財政当局は1千億規模の財政資金支援を手配し、減税と行政事務手数料の減額や地方特別債の発行規模の増加、利子補給貸付の提供などの措置を通じて、感染症の拡大の影響を受けた企業を支援している。それと並行して、投資も回復しており、特にデジタル経済は旺盛な活力と巨大な投資の可能性を示している。5Gや産業のインターネット、IoT(モノのインターネット)に代表される新しいインフラ建設は、3月以降の投資の目玉となっている。中国国家統計局の報道官は16日、中国経済は第2四半期に前期比で顕著に回復し、今年下半期は一層安定する見込みだと分析している。

次の段階で中国は、感染症対策を少しも緩めず継続し、感染症対策における国際協力を積極的に進めるとともに、より強度なマクロ政策を次々に実施してリスクをヘッジする。同時に、巨大な市場の優位性を積極的に活用し、消費者ニーズと投資を拡大し、改革開放の力をより強め、外資と対外貿易を積極的に発展させていくだろう。(CRI論説員)