中国商務部市場運行局の王斌副局長は5日北京で、「ここ最近、全国消費市場の動きに積極的な変化が起きている」と述べました。

2月下旬、商務部が重点的に監督した小売企業1000社の1日平均の売上高は2月中旬より5.6%増え、1月下旬の連続したマイナス成長に対して、初めてプラス成長に転じました。自動車のニーズは顕著な上昇を見せ、前月より14.8%増となっています。また、通信器材、家電は前月比でそれぞれ11.7%、11.1%増えました。

王副局長は、「2月下旬から売上高が上昇した要素は3つある。1つ目は新型肺炎の感染予防・抑制が成果を収めていること。2つ目は企業が操業を再開し、作業員が次第に復帰していること。3つ目は新型肺炎の感染で抑えられた消費が徐々に部分回復していることだ」と分析しました。（殷、星）