中国では新型コロナウイルス感染を抑制する対策が講じられ、その効果が複数の場所で見られたため、条件の整った企業は操業を再開しています。こうした措置はイスラエルのジャーナリストから評価されています。イスラエル・中国メディアセンターのペヴズネル主任は24日、CRI記者の取材に答え「中国は感染拡大に対して迅速かつ断固たる対策を講じている。感染拡大の影響を受け、中国経済の長期的発展への趨勢が変わることはないだろう」と述べました。

また、「世界でこれほど速やかに、これほど広範囲にわたり人員を動員して対応できる国は数少ない」とし、世界保健機関（WHO）が中国の対策、情報の透明性を評価していることなどを挙げました。

さらに、中国政府が感染拡大に対応する一方で、企業の操業再開を支援していることについては、「非常に正確な決定で、中国が感染の影響を最小限に食い止められると信じる」と述べました。

中国経済の見通しについては、感染の影響が一時的なものであり、感染収束後に消費が増えるという考えを示したうえで、「長い目で見れば、長期的発展への趨勢には感染拡大の影響はそれほど受けることはないだろう」とし、中国経済の基盤の強さを強調する見解を示しました。（MouCK）