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新型肺炎による国内金融市場への影響 短期的かつ一時的

2020年 2月 2日13:36 提供:中国国際放送局

中国銀行保険監督管理委員会の曹宇副会長は1日、「新型肺炎による国内金融市場への影響は短期的かつ一時的なものだ」と指摘しました。

曹副会長は「新型肺炎発生以来、国内の銀行と保険機関は速やかに対応し、感染対策に関する金融サービスと保障に万全を期してきた。1月31日現在、14億元を寄付したほか、感染対策専用資金の拠出をはじめとする各業務を確保している。また、新型肺炎の影響を受けている企業や個人を対象に、融資の返済期限を延期するなどの対策も取っている」と明らかにしました。

国内金融市場への影響については、「金融市場は影響を受ける要素が多く、ある程度のリスク下での波うちは正常で、金融規律にも合っている」とした上で、「国内金融市場が新型肺炎の影響を受けるのは避けられない。しかし、国の金融市場の動きを決めるのは経済と金融の基盤であるので、それは短期的かつ一時的なものに過ぎない」と強調しました。さらに、「長期にわたって改革開放を進めている上、監督と管理に力を入れてきたことで、ここ数年、国内の金融機関や金融市場はリスクへの対応力が強まっている。現在、銀行と保険機関は金融市場への資金供給を安定的に行っている」と、自信を示しました。(朱CK)