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長江デルタ経済帯 グリーン発展と質の高い発展の道を歩む

2020年 1月 5日17:44 提供:中国国際放送局

4年前の1月5日、習近平総書記は重慶市で「長江経済帯の発展推進」と題する座談会に出席し、「長江の生態環境の修復を圧倒的に重要な位置に据え、大規模な保護に力を入れ、大規模な開発をやめるように」と指示しました。それからの4年間で、長江経済帯の発展に関わる諸事業はスムーズに進み、生態環境の保護と修復、グリーン発展を目指す構造転換、体制とメカニズムの改革、イノベーションなど、いずれも積極的な進展を遂げてきました。

長江は中国最大の川で、東・中・西部を横断する水運の大動脈でもあります。この4年間、長江沿岸の重慶市奉節県では、山間地区の自然条件を生かした特色ある農業を開発しながら、長江経済帯におけるグリーン発展の模範を見せています。2018年に奉節県の域内総生産は287億4000万元に達しました。

長江経済帯の建設における重要部分であるのが汚染防止の堅塁攻略戦です。重慶市は飲用水の水源地に対する専門的な保護活動を行い、長江沿いの飲食店や船舶に関する是正を行い、汚水の排出を厳しくモニタリングし、コントロールしています。2019年12月中旬までに、長江経済帯における地級およびそれ以上の都市の汚水収集パイプの総延長は2018年末より3954キロ増え、長江沿岸11の省と直轄市で579ヵ所の炭鉱倉庫が閉鎖されました。さらに、2019年に入ってからは長江沿岸11の省・直轄市で958社以上の化学工業企業が移転され、家畜・家禽の糞による汚染物の総合利用率は74%に達したということです。(Lin、謙)