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【CRI時評】より高いレベルの開放がより多くの「中国のボーナス」を生み出す

2019年 12月 26日21:49 提供:中国国際放送局

中国国務院関税税則委員会は先日、2020年1月1日から一部商品の輸入関税を調整するとの通知を発行した。中国商務部の報道官は26日に開いた記者会見で、輸入関税の引き下げを発表したが、これは中国が市場をさらに拡大するための措置で、関連する高品質な製品の輸入拡大につながる。事実、過ぎ行こうとしている2019年の中国では、「開放」こそ発展を貫いたキーワードであり、中国が世界のために「発展のボーナス」を生み出す上の要でもある。

中国の輸入関税引き下げ措置は世界に巨大な消費市場を開放し、中国の輸出は世界に数多くの安くて良い商品を提供し、中国の対外投資は相手国に多くの雇用と税収をもたらしている。例えば2019年の1月から9月、中国のゼネコンが進出先において81万5000人の雇用を生み出している。また、中国は、開放のプラットフォームを作り続けており、11月初めに開かれた第2回中国国際輸入博覧会では、成約意向額が第1回より23%増の711億3000万ドルに達して、貿易パートナーのためにより幅の広い商品、技術とサービス市場を切り開いた。

習近平国家主席は2018年のボアオ・アジアフォーラムの基調演説の中で、中国経済の過去40年の発展は開放という条件の下で勝ち取ったものであり、今後の中国経済にとって、「質の高い発展」を実現するには、よりいっそうの開放という条件の下で進められなければならない、と指摘している。中国はより高い質の開放という新時代に向かう中、引き続き市場開放の拡大、開放の枠組みの完備、ビジネス環境の適正化、多国間協力の深化に取り組み、「一帯一路」の共同建設を推し進めて、諸外国と共にグローバル市場のパイを大きくし、グローバル・シェアリングの仕組みを着実なものにし、グローバル協力のあり方を活発化して、世界経済に力強い自信とパワーを注入していく。(CRI論説員)