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<中日韓サミット>日本企業代表、さらなる貿易投資の利便化に期待

2019年 12月 25日17:52 提供:中国国際放送局

第8回中日韓首脳会議が24日、四川省成都市で開催されました。会議では「中日韓協力の今後10年の展望」が発表され、「中日韓+X」などの成果文書が採択されました。

また、首脳会議の関連イベントの一つとして行われた中日韓ビジネスサミットには三カ国の企業代表が出席し、そのうち日本企業の代表からは、さらなる貿易投資の利便化を期待する声があがりました。

産業用ボイラメーカーである三浦工業株式会社の中国駐在支店(西部支店)の福島慎也総経理は「三浦工業は中国の空を青くしようと取り組んでおり、ここ最近、中国の環境はだいぶ改善されたという実感がある。実際に、環境保護分野は中国で最も投資の潜在力がある分野と見られている。今後は東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を土台に、新たな活力が注がれることで、中日両国の環境保護に向けた連携が一層強まることを期待している」と述べました。

日本企業の海外事業を支援するKPMGアドバイザリー中国GJP部(Global Japanese Practice)の厚谷禎一さんは「日本と中国の関係は良くなり続けていると感じる。今回、安部首相が訪中のなかで中国の指導層と話し合い、それがさらなる契機となって、日中間のビジネスがさらに活発になればと期待している」と話した上で、中国のICT(情報通信技術)の発展を高く評価し、「今後は日本がそれを勉強していく立場になる」としました。(取材・写真:趙雲莎、王巍)