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【CRI時評】「中国の解決策」はグローバルガバナンスの赤字解消に助力

2019年 12月 17日21:33 提供:中国国際放送局

16日、全世界20以上の国々の政治家、学者とビジネス界の人々が「新時代の中国と世界」国際シンポジウムで、中国が多国間主義及びグローバルガバナンスの赤字解消のために果たしている努力を賞賛した。

国際貿易を例に取ると、WTO加盟国の貿易総額は全世界の98%を占め、国際貿易・投資の自由化、円滑化に非常に重要な役割を果たしている。WTOのアゼベド事務局長は、もし多国間貿易体制が破壊されれば、世界経済は大きな打撃を受け、全世界の経済成長率は2.4%低下し、世界貿易の60%が消滅するだろうと指摘している。

グローバルガバナンスの赤字解消の面では、中国は理念のみならず、実際の行動も行っている。「一帯一路」の共同建設は中国と各国が協議、協業、共有の理念を堅持し、多国間主義と国際協力を推進するためになし得る真の貢献だ。世界銀行の研究レポートは、「一帯一路」イニシアティブは関係諸国の760万の人々を極度の貧困から、また3200万の人々を中程度の貧困から脱却させ、それに参加している国々の貿易を2.8%から9.7%成長させ、世界貿易を1.7%から6.2%成長させ、全世界の収入を0.7%から2.9%増加させることになるだろうと示している。

現在、多国間主義を支持する声は依然として主導的な力だ。協議、協業、共有のグローバルガバナンスの理念を堅持し、グローバルな課題は各国の人々が協議して解決することを堅持し、グローバルガバナンスのルールの民主化を積極的に推進するという「中国の解決策」は、正にグローバルガバナンスの赤字解消のために力を発揮し続けている。(CRI論説員)