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【CRI時評】米国式覇権は必ず歴史の袋小路に入り込む

2019年 12月 1日14:19 提供:中国国際放送局

米国はこのほど、中国側の度重なる厳正な申し入れも顧みず、いわゆる「香港人権・民主主義法案」を成立させた。国際舞台で再び赤裸々に演じられた、米国式覇権主義と強権政治によるショーは、中国政府と中国人民の断固たる反対に遭うだけでなく、国際社会から幅広い批判や非難も浴びている。

覇権主義と強権政治は米国の対外政策の主たる特徴だ。米国の現政権は発足後、一国主義と覇権政策をこれまで以上に推し進め、条約破棄と国際機関からの脱退に病み付きになっている。米国のさまざまな行動は、米国が世界最大の不確定要素となり、世界の平和的発展の障害物と化していることを十分に説明している。

香港で「逃亡犯条例」改正をめぐる騒動が発生してからの5カ月余りの間、米国の覇権主義の魔手はますますやりたい放題になっている。当初のこそこそとしたものから、その後の露骨なものまで、米国の一部の人間は絶えず、暴力分子の後ろ盾になって励まし、香港の暴力的な情勢に火に油を注いでいる。米国が香港混乱の最大の魔手であることは事実が証明している。

国際社会からは米国の行動を非難する声が相次いでいる。ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は、米国のいわゆる香港関連法案について、「一国の内政への最も粗暴な干渉であり、一国の主権を侵犯するものであり、ロシア側はこれを断固非難する」と表明している。米クーン基金会のロバート・ローレンス・クーン氏は、いわゆる法案について「米国、中国、世界のすべてに有害だ」との見方を示している。

歴史上、米国が、根拠のない自信が原因で苦い経験をしたのは一つや二つではない。ベトナム戦争では泥沼にはまり込み、中東やアフガニスタンでは軍撤退を欲するもかなわず、その虚勢の背後にある国力の衰退を映し出している。対照的に中国は、歴史上のいかなる時期よりも中華民族の偉大な復興の実現という目標に近づいている。現在の中国のさまざまなリスクや課題に対処する底力は、歴史上のいかなる時期よりも十分にある。

21世紀の今日、平和と発展は人心の向かうところであり、国際関係の民主化と国際秩序の多極化は大勢の赴くところだ。米国の一部の政治家に警告したいのは、覇権主義の道に固執すれば袋小路に入り込むだけだということだ。香港で騒ぎを起こし続ければ、中米関係と両国の重要な分野での協力により大きな損害がもたらされる。中国は必ず報復し、一切の悪い結果は米国が負うことになる。(CRI論説員)