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中国の養豚業、下げ止まって回復へ

2019年 11月 22日21:36 提供:中国国際放送局

農業農村部の責任者が22日北京で、「養豚業の関連支援策が功を奏し、減少が続いていた豚肉の生産量は全般的に下げ止まって回復に戻り、需給の差がいくらか緩和された」と発表しました。

今年、アフリカ豚コレラの蔓延の影響で中国の養豚業の生産能力が低下し、供給不足によって豚肉の価格が急騰していました。これを背景に今年8月末、中国では融資利子の割引、感染した豚の殺処分に充てられる補助金の交付期間短縮など、一連の支援策が導入されました。

これについて、農業農村部牧畜獣医局の楊振海局長は22日、「各種支援策の実施に伴い、全国の豚肉の生産量は全体的に下げ止まって、回復期に入った」と明らかにしました。なお、今年に入ってから肉類やタマゴなどの生産は豚肉を除けば全般的に勢い良く伸びており、程度の差はあれど、牛肉、羊肉、タマゴなどがいずれも成長し、豊富に供給されています。特に家禽肉の大幅な伸びは豚肉の不足をある程度補っており、元旦や旧正月期間の市場供給の確保にも貢献すると見られています。(Yan、謙)