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李総理、世界の経済関係者らと円卓対話会を開催

2019年 11月 21日21:51 提供:中国国際放送局

李克強総理は21日午前、北京の釣魚台国賓館で、世界銀行のマルパス総裁、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事、世界貿易機関(WTO)のアラン・. ウルフ事務局次長、国際労働機関(ILO)のライダー事務局長、経済協力開発機構(OECD)のアンヘルグリア事務総長、金融安定理事会(FSB)のクオールズ議長と、第4回「1+6」円卓対話会を開きました。会議では「世界経済の開放、安定、ハイクオリティな成長を促進する」というテーマをめぐり、世界経済の見通しや対策、グローバルガバナンスの改革推進などの議題について突っ込んだ交流が行われました。

李総理は、「経済グローバル化の時代に、中国を含む世界各国はすでにグローバルな経済、貿易システムに深く溶け込んでいる。我々は多国間主義と自由貿易を揺るぎなく擁護し、心を一つにしてグローバルな課題に対応し、貿易と投資の自由化と利便化を促進するべきだ。加えて、マクロ政策の協調を強化し、効果的な対策案を形成する一方、イノベーションが発展をけん引する役割を果たし、新ラウンドの技術革命と工業革命のチャンスを掴み、新たな原動力を強めて、イノベーションの成果を分かち合っていく。また、包摂性のある成長を推進し、公正で公平な発展を実現させ、より多くの発展途上国がグローバルな分業体系に溶け込むことを支援し、南北の格差を縮小させて、世界の平和を維持していく」と述べました。

会議に参加した世界の経済、金融機関の関係者たちは、「グローバル経済が減速する中、各側は共に多国間主義と自由貿易を擁護し、政策面の協調を強化していかなければならない。産業のモデルチェンジ、気候変動、グリーン発展、デジタル経済などの分野での協力を深め、グローバルな課題に共同で対応し、世界経済の包摂的な成長を促進し、グリーンで持続可能な発展を推し進め、全世界の人民に福祉を図っていくべきだ」と示しました。(玉華、星)