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インドの研究者、BRICSの協力メカニズムを語る

2019年 11月 15日15:31 提供:中国国際放送局

ブラジルの首都ブラジリアで、BRICS首脳会議が開催されています。BRICS5カ国のうち、経済規模が大きく人口も多いインドは、協力メカニズムで侮れない役割を果たしています。インドのネルー大学で中国や東南アジアに詳しいディーパック教授は、CMG(チャイナ・メディア・グループ)の取材に対し、「世界で一国主義が台頭する中、BRICSは重要な意義があり、インドと中国はこの枠組みを活用して協力を強化していくべきだ」と指摘しました。

ディーパック教授はまた、「中国とインドは経済構造は異なり、互いに補完性を持っている。両国はBRICSを活用して、各分野で経済や貿易の関係発展を促進していくべきだ」としたうえで、「技術革新や協力を強化していくことがこの首脳会議の重要な課題である。中国がインドの市場や労働力を利用し、インドが中国の成功経験を手本にして学んでいけば、双方はウィンウィンを達成できるだろう」と述べました。

ディーパック教授はさらに「BRICSの交流範囲は、大学や映画、出版業界などに及んでおり、BRICSの文明大国である中国とインドは、各国の交流の手本になるべきだ」と指摘しました。

そして、BRICSが次なる「輝きの10年」を迎えるにあたり、「各国間で連携を強化すれば、世界の発展やイノベーションを推し進めていく重要な力となるだろう」と述べました。(藍、森)