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中米断絶論は両国経済と世界貿易を損なう=専門家

2019年 11月 8日17:24 提供:中国国際放送局

中国金融40人フォーラムと米国のピーターソン国際経済研究所(PIIE)が6日、米国の首都ワシントンで、「中国の金融システムと中米貿易摩擦」をテーマとするフォーラムを開きました。両国の専門家たちは「中米断絶論は危険なものであり、両国にとっても、世界にとってもマイナスになる」と指摘しました。

今回のフォーラムでは、金融イノベーション、質の高い発展、中米貿易摩擦のコントロールなどをめぐり、現在の情勢下における中国経済の発展の見通しおよび中米貿易の緊張情勢からの脱出などの問題について議論されました。

ピーターソン国際経済研究所の上級フェローのジェフリー・J・ショット氏は、「いわゆる『断絶』は、米中両国の生産力と経済成長にとって、また、両国の全ての貿易パートナーにとっても重いショックとなる。また、そのような言論には政治に不安定さをもたらす力があり、さらに危険である。このような言論は避けなければならない」と述べました。

今回のフォーラムには、中国金融40人フォーラム学術委員会の会長を務める北京大学国家発展研究院の黄益平副院長、ピーターソン国際経済研究所の創設者であるフレッド・バーグステン氏、同研究所の上級フェローのジェフリー・J・ショット氏らが参加しました。(玉華、謙)