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虹橋国際経済フォーラム、「上海合意」を発表

2019年 11月 7日11:27 提供:中国国際放送局

上海で5日から6日にかけて、第2回虹橋国際経済フォーラム分科会「70年間の中国の発展と人類運命共同体」が行われ、「上海合意」が発表されました。フォーラムは100あまりの国と地域のシンクタンク、報道機関からおよそ400人が出席し、70年間の中国の発展経験とその世界的な意義をめぐって対話や交流を行いました。

6日に開かれた成果発表会で、国務院新聞弁公室の郭衛民副主任が「70年間の中国の発展と人類運命共同体」における「上海合意」を読み上げました。「70年間、中国人民は努力と知恵ですばらしい生活を作り上げ、閉鎖的で後れた国を世界第二の経済大国にした」と述べました。

また「上海合意」では、「中国は長年にわたり世界と前向きな交流を保ってきた。また『一帯一路』共同構築を提唱して各国の投資、貿易、インフラの連結に取り組み、文化や制度の違う国や民族の互恵と協力に力を入れてきた。『一帯一路』は各国間の共同発展の新たな場になっている」としています。

さらに、「現在、世界は一国主義や保護主義、覇権主義など多くの課題にさらされている。短期的な利己主義を求めている一部の国の動きは、人類の長期的な発展に深刻な影響を与えるだろう。開放、包摂、協力、共同繁栄こそ、課題に対応する唯一の道だ」と強調しています。

このほか、「各国のシンクタンクと報道機関は今回のフォーラムを契機に、交流の拡大や協力メカニズムの共同構築に努めていく必要がある。人類運命共同体にかかわる発展とガバナンスをめぐって、より広範囲で深みのある対話や議論を進めていく。また、国政運営に関する経験交流にも力を入れ、文明間の学びあいを進めていくとともに、人類運命共同体の構築のために、知恵と力を貢献していく」と呼びかけています。(朱森)