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RCEP首脳会合が共同声明、「大きな進展」と発表

2019年 11月 5日15:42 提供:中国国際放送局

タイの首都バンコクで4日、第3回東アジア地域包括的経済連携協定(RCEP)の首脳会議が行われ、「15のメンバー国がすべての書面上の交渉と事実上の市場参入許可への交渉を終えた。来年の署名を目指す」という共同声明が発表されました。

共同声明では、「世界が激変する中、交渉を終えたことは、地域をまたがる開放的な貿易や投資環境作りに尽力するメンバー国の確約を表している。RCEPは域内の未来に向けた発展を促し、世界経済の成長に積極的に貢献していくと同時に、多角的貿易体系の力強い柱になるだろう」と示されています。

また、「来年の署名に向けて法律文書の整備に取り組む。インドは未解決の重要な問題があり、各国は連携し、各国とも受け入れられる形でこれらの問題に対応していく」とも示されました。

RCEPは、2012年にASEAN10カ国の提唱により始まり、中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、インドも加わって、関税や非関税の障壁を乗り越え、統合した市場の確立を目指す自由貿易協定です。(朱森)