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李総理、第3回RCEP首脳会合に出席

2019年 11月 5日14:19 提供:中国国際放送局

李克強総理はタイの首都バンコクで現地時間4日夜、第3回東アジア地域包括的経済連携(RCEP)首脳会合に出席しました。東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国や韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、インドなどの首脳が出席し、タイのプラユット・チャンオチャ首相が会議を主催しました。

李総理は会議で、「RCEPは7年の交渉を経て、今日、参加する15か国が大枠合意を正式に発表する。これは、世界で人口が最も多く、メンバー構成が最も多元的で、発展の潜在力が最も大きい東アジア自由貿易区の構築に重要な成果を挙げたことを意味する。交渉は最終的に、参加国が発展での訴求の最大公約数を表している」と強調しました。

その上で、「理解しあい、譲りあう精神に則って各国と連携し、インドとの交渉にある課題に対応し、インドの早期加入を歓迎する」という中国政府の姿勢を示しました。

これに対して各国は、RCEPの交渉結果を評価した上で、「当面の情勢のもと、交渉の完了は開放型世界経済の構築、多国間貿易への後押しといったシグナルの発信につながり、域内の貿易や投資環境の改善、貿易や投資の自由化と便利化につながる。また課題に対応する各国をサポートし、域内の発展潜在力を高める。さらに、各国の国民に幸せをもたらせる」と強調し、来年の首脳会合での正式調印に期待感を示しました。(朱森)